風しんワクチン接種の費用を助成します
全国的に風しんが大流行しています。和歌山県内でも20代~40代を中心に風しん患者が増加しています。
妊婦が妊娠早期に風しんにかかると、先天性風しん症候群と呼ばれる病気により、心臓病、白内障、聴力障害などの障害を持った赤ちゃんが生まれる可能性があります。
日高川町では、妊婦とその子どもを風しんから守るため、子育てを支援する対策として緊急風しんワクチン接種事業と接種費用助成を実施します。
風しんとは
風しんウイルスの飛沫感染によって発症します。
ウイルスに感染後、約14~21日の潜伏期間の後、麻しんより淡い色の赤い発疹、発熱、首のうしろのリンパ節が腫れるなどの症状が現れます。また、他に咳、鼻汁、目が赤くなる(眼球結膜の充血)などの症状がみられることもあります。
子どもの場合、発しんも熱も3日程度で治ることが多いので「3日ばしか」と呼ばれることがあります。大人になってからかかると子どもの時より重症化する傾向が見られます。
接種対象者
日高川町に住民登録されている方で、
- 妊娠を予定または希望している19歳以上50歳未満の女性
- 妊娠している女性の配偶者 ※母子健康手帳で確認します。
- 平成25年5月21日以降に和歌山県下において、「和歌山県風しんワクチン接種緊急助成事業」での、予防接種費用の助成をすでに受けている方は、対象外となります。
接種期間
4月1日から翌年3月31日まで
接種費用
無料
- 風しん単独ワクチンの他、麻しん・風しん混合ワクチンを接種することがありますが、どちらも助成対象です。
手続き方法
接種を希望される方は、接種する前に、役場保健福祉課、または各支所に申請してください。
無料接種券を発行し、必要な書類をお渡しします。
その後、町が指定する医療機関に事前に予約をいれてから接種してください。
- 無料接種券が使える医療機関の一覧はこちら → 医療機関一覧(46KB)
- 指定医療機関以外での接種を希望される方は、役場担当課までお問い合わせください。
申請に必要なもの
- 窓口へ来られる方の本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証、障害者手帳など)
- 妊娠している女性の配偶者が申請する場合は母子健康手帳
- 申請書(窓口) 様式はこちら → 申請書
期間中に自己負担で接種した場合は費用をお返します。
申請が必要ですので役場窓口までお越し下さい。
申請に必要なもの
- 接種済証
- 領収書
- 振込先の通帳
その他
- 妊婦は予防接種を受けることができません。
- 女性の方は、接種後2ヶ月間は妊娠を避けてください。
お問い合わせ
保健福祉課 TEL:0738-22-9041
中津支所 中津地域振興課 TEL:0738-23-9503
美山支所 美山地域振興課 TEL:0738-23-9505